成果を出すために誰よりも仕事するぞと意気込んでいたのになかなか成果が出ない。
できる先輩は仕事をサボってると言っていたけど、なぜ成果が出せるんだろう。
このような悩みや疑問をお持ちの方は多いと思います。
たしかに誰よりも仕事をするといった意気込みや意欲は素晴らしいです。
ただその手法として闇雲に悩んでいたり、
あまり考えずに手を動かすことに時間を割いていないでしょうか。
その点仕事で成功しているビジネスパーソンほど、サボり方が上手だったりします。
いったいなぜでしょうか。
それには理由があります。
そこで今回は成功しているビジネスパーソンが行っている
仕事のサボり方についてご紹介していこうと思います。
そもそも職場環境への不満が強い場合は転職を検討してみても良いかと思います。
Contents
仕事をサボると良い3つの理由
仕事をサボるというと、いけないことのように思えます。
ただサボっているビジネスパーソンでも仕事で成果を出している人は多くいます。
その人達は才能があって要領よく仕事をこなしているのでしょうか。
もちろんそのケースもあります。
ただ成果を出している人は多くの場合、仕事の良いサボり方を使いこなしているのです。
矛盾するようですが仕事のサボり方を身につけることで、仕事にいい影響があります。
では仕事をサボることによるいい影響とは、仕事をサボるといい理由とはなんでしょうか。
ここでは3つに分けてご紹介します。
1.集中力にメリハリがつくから
人間の集中力が連続的に持続するのは45分と言われています。
また一日を通しても3-4時間程度が集中できる限界ともいわれています。
となると、その日の最も重要なタスクに取り掛かるときに、
最も集中が高い状態を持ってくる必要があります。
その日のトップパフォーマンスをコントロールするという意味で、
仕事をサボり方は重要な事項となります。
2.自分に重要なことをする時間に充てられるから
世界的な名著である「7つの習慣」(フランクリン・R・コヴィー著)でも紹介されている通り、
タスクは4つに分類することができます。
上記のように重要度と緊急度で分けた4象限にマッピングしたタスクの中で、
最も注視すべきなのは「重要度が高くて緊急度が低い」タスクです。
日々目の前の仕事に忙殺されていると疎かになりがちですが、
自分の実力や人生にとって重要な勉強や作業を行う時間をつくることは重要です。
できるビジネスパーソンは仕事をサボりながら自分を高めることを怠りません。
会社の仕事を一時的にサボったとしても自分の人生をサボらないようにしましょう。
3.仕事の準備に繋がるから
もし8時間、
木を切る時間を与えられたら、
そのうち6時間を
私は斧を研ぐのに使うだろう。アメリカ合衆国第16代大統領リンカーン
「人民の…」の名言でも有名なリンカーン元大統領の今でも残る名言が上記の言葉です。
このように仕事のアウトプットを出す作業や価値を発揮すべき場面は、
全体における半分もありません(上記の言葉では25%)。
それまでに適切な準備をすることが重要なのです。
サボった時間でインプットすることで、来るべき斧を振る仕事の準備をしているんだと考えれば、
罪悪感を払拭することができるでしょう。
仕事の上手いサボり方
仕事をする上で自分の時間を作ることは難易度が高いケースもあります。
またサボると言ってもなにをすればいいのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方向けに具体的にどのようにサボり、何をするべきかご紹介します。
サボり方編
- 営業車で
営業で外回りをしている営業の方だと比較的時間は作りやすいかと思います。
少し時間が空いたときなどは営業者の中で仕事をサボり自分のタスクをこなしましょう。
- カフェ(or散歩)で
内勤の方や外に出ない職業の方でも、
自由の効く会社であればカフェで作業してみる時間をつくる、
もしくは散歩休憩をする時間を作ることで仕事をサボり作業ができます。
- PCで
外回りもなく、カフェや散歩にもいけないという方は
自分のデスクでのサボり方を検討しましょう。
PCで作業している際にもKindleなどの電子書籍を用いることで
仕事をサボり自分のタスクに取り掛かることができます。
何をするか編
- 本を読む
隙間の時間でも自分の興味がある分野の本を読みましょう。
実際に年収が高い人の方が多くの本を読むという研究結果もあります。
まずは先程ご紹介した「7つの習慣」を読んで
自分にとって大切なことを考えるのも良いかもしれません。
- 勉強する
Willの部分を強化するために自分のやりたいことや学びたいことの勉強をしましょう。
Udemyなどの動画教育サービスならスキマ時間でもすぐに実践することができます。
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良いサボり方の流儀
一口にサボるといっても前章のように様々なケースが考えられます。
その中でも成果を出すビジネスパーソンが行っている良いサボり方の流儀があります。
逆にこの流儀に反したサボり方は本当に仕事をするのが嫌なだけなケースがほとんどなので、
自分の行動を見直してみましょう。
仕事のサボり方で守るべき事項は一つだけです。
それは「一人でサボる」ことです。
二人以上でサボらないこと。必ず一人でサボってください。
これは野村證券の伝説の営業マンと言われた市村洋文さんも語っていることです。
二人以上で仕事をサボると仕事の愚痴や上司への不満、
また雑談などに時間を割かれやすくなります。
このような仕事のサボり方は会社のためにも
自分のためにもならない時間のため、絶対に避けましょう。
成功している人は面倒くさがり
仕事をサボるという行為は堂々と褒められた行為ではありませんが、
使い方しだいで成果を上げやすくなります。
さらに言うと言うと成功者には面倒くさがりが多いです。
重要でないタスクはさっさと仕組み化してすぐに終わらせるようにしましょう。
そうしてできた時間で仕事をサボって効率よく成果を出しましょう。
長期的な目で見たときに会社にとっても価値を返す行為です。
もちろん生産性のないサボりは悪影響しかないですが、
成長につながるサボり方を身に着けて成果を出しましょう!
成果を出すとサボりやすくなります。
成功している人はサボり方も上手いのですが、さらに意識している習慣があります。
成功者の習慣について興味のある方はこちらの記事も見てみてください。