MECEって聞いたことあるけど意味が分からない・・・
ロジカルシンキング、論理的思考力を鍛えるトレーニング方法は?
といったようにロジカルシンキングが社会的に求められており、鍛えたいけどトレーニング方法がいまいちわからない人は多いでしょう。
本記事ではMECEやロジカルシンキングの意味、そしてその能力を鍛えるトレーニング方法まで紹介していきます。
Contents
ロジカルシンキング=論理的思考力とは?
ロジカルシンキングは日本語に訳すと論理的思考力です。言葉だけみると難しそうな印象を持つかもしれませんが、実はそうではありません。
一見複雑に見える事象を整理して因果関係を明確にし、結論までの道筋をシンプルにわかりやすく説明することです。
ビジネスにおいて、我々が論理的に考えることを要求されるのは何かの「Question=問い」に対して解決策を出すことや意思決定をする場面、つまり「課題解決」の場で求められます。
Q&Aと良く言いますが「Question(問い)」に対して「Answer(答え)」ために必要な考え方が論理的思考力です。
論理的思考力の土台、MECEとは?
MECE(ミーシー)とはロジカルシンキング・論理的思考力の土台となる考え方で「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略称で「漏れなくダブりなく」という意味です。
- Mutually(互いに)
- Exclusive(重複なし)
- Collectively(全体)
- Exhaustive(漏れなし)
何か仕事上での出来事や物事を整理する際に、抜け漏れを最小限にするための基礎がMECEの考え方です。
経営コンサルタントやエンジニアが当たり前に仕様している考え方となっています。
仕事とは全て「課題解決」と言えます。MECEの「漏れなくダブりなく」の考え方によって複雑に見える課題から本質的でシンプルな課題を抽出するのに役立ちます。
複雑な要素をシンプルで単純な要素に分解することで「課題解決」が簡単になり、仕事上で解決策を実行することが簡単になります。
プログラミングをすると上記の論理的思考力、ロジカルシンキングが自然と身に付きます。
ロジカルシンキング=論理的思考ができない人の特徴
ロジカルシンキングについて説明しましたが、論理的思考力がある人をあなたは見分けることができているでしょうか?ロジカルシンキングができていない人の特徴を下記にて3点紹介していきます。
結論まで話が長い
この人何が言いたいのか全然わからない・・・
めちゃくちゃ話が長いけど結局伝えたいことって何?
とビジネスの現場で思ったことは何度もあるでしょう。この人は論理的思考力、ロジカルシンキングの基礎ができていません。
普段の自分の話し方がどんな話し方か振り返って端的に説明できているか考えてみましょう。
全体ではなく部分しか見ていない
論理的思考力がない人の特徴として複雑な物事の全体感を把握しておらず、1つ1つの具体的な事象のみ見ている、つまり「木を見て森を見ず」の状態に陥っていることが多いです。
人に話を伝える際も全体から伝えるのではなく具体的、かつ部分的なところから話始めるため相手に意図した情報を伝達することができません。
掘り下げて考えられない
「AならばB」という主張があるとして、なぜAはBか?ということに対して深堀して考えることができていません。
例えば、「散歩をすると集中力が増す」という主張があったとして「散歩すると血液の流れが良くなり、脳に血が運ばれるから頭が回る」といったようになぜ集中力が増すか?という問いに答えられるのが論理的思考力が高い人の特徴です。
何か主張があったときに、ロジカルシンキングができて論理的思考力が高い人は「なぜ?」と問う習慣があります。
人に理由を聞かれたときに「・・・」と黙り込んでしまう人は論理的思考力が低く、ロジカルシンキングができていないと言えるでしょう。
論理的思考力を鍛えるためにプログラミング学習を始めよう!
【Web開発初心者向け!】Web開発入門完全攻略 充実の18時間コース
エンジニアに非論理的な人は殆どいません。論理的思考力のトレーニング法として最適なのがプログラミングです。
論理的だからエンジニアなのではなくエンジニアだから論理的なのです。
下記のUdemyというサービスが最もオススメです。スクールに通うのもありですがコストがかかる上に、自分でわからない部分をクリアしていく力「独学力」が身に付きません。
プログラミングを始める方は下記の記事も参考にしてみてください!