午前の仕事中、一段落ついたら昼食のことを考えるかと思います。
なんとなくコンビニで食べたいものを探して、オフィスに戻って食べていませんか?
実はこのランチタイムの行動で午後からの仕事効率、長期的な成長率というものは大きく左右されるのです。
そこで今回はランチタイムに取る各行動のメリット・デメリットと、ランチタイムにおすすめする行動についてご紹介します。
社会人のランチ事情
マクロミル株式会社の調査によると、社会人のランチ事情は以下の通りとなっております。
都心で昼間に働くビジネスパーソンのランチは、1位が「コンビニや弁当店」50%、2位が「弁当持参」43%、3位が「外食」37%でした。外食だけだという“完全外食派”は9%で、多くの人はコンビニや弁当店で買うか弁当を持参し、会社で食べることが多いようです。また、「社員食堂」「宅配・出前」という人もいて、それぞれ15%、8%でした。
※調査概要
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:東京都23区、神奈川県横浜市・川崎市で、日勤で働く20~59歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:性別×年代別を均等割付/合計1,032サンプル
調査期間:2018年11月2日(金)~2018年11月3日(土)
やはりランチタイムは大きく分けてコンビニ・弁当を購入するパターン、弁当を持参するパターン、外食をするパターンがあります。
また上記に加え大きな企業になると、社内食堂で食べるというパターンも多いかと思います。
やはり一番多いのはコンビニ・弁当を購入するパターンとなっています。
これらの行動にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
次章でそれらを説明し、最もおすすめの方法について最後にご紹介します。
各方法の紹介とメリット・デメリット
それぞれどこで食べるかを軸に大きく3つの方法に分けメリット・デメリットをまとめてみました。
自分のランチタイムはどのパターンが多いか、理想はどれかを考えつつ見てみてください。
外食
メリット
・場所が変わることによるリフレッシュ効果
・できたてが食べられる(店による)
デメリット
・時間がないときには、できない
・お弁当に比べお金がかかることが多い
オフィスランチ
いわゆる社食
メリット
・外食に比べ安い
・場所を変えられるため外食のメリットの一部を受けられる
デメリット
・社内からは出ないのでリフレッシュ効果は△
・弁当に比べるとわずかに高い
弁当
自作orコンビニorキッチンカー
メリット
・安い
デメリット
・オフィスに戻って食べる場合、リフレッシュ効果が薄い
ランチタイムには外へ出るべき3つの理由
メリハリ/リフレッシュ
人は連続で長時間集中できない。
同じオフィス内や自席でランチを過ごすと、脳を休める効果が薄まってしまいます。
またついついパソコンを開いてしまったり、作業をしつつ食べるという状態にもなりがちです。
これはマルチタスクと呼び、集中力を低下させる要因の一つとなります。
時間×集中力で生産性は変わるため、ただだらだらと長時間作業をしてもむしろ逆効果となる典型的なパターンです。
外に出てリフレッシュしましょう。
姿勢
オフィスでの業務時間に座っていると同じ姿勢になりがちです。
これだけでも身体に悪影響がある。
というのは長年言われてきていることですが、ランチタイムも同様の姿勢でいることは言わずもがなです。
姿勢を変える、移動することにより全身の血液を循環させることができ、効率も上がるのです。
また普段と違う場所や行動をすることによって、場所ニューロンやアセチルコリンといった記憶力やクリエイティビティに関する脳内物質が活性化します。
散歩もかねて、ランチタイムにあえて10分くらい歩いてみるのも良いでしょう。
作業効率
人は作業の始まりと終わりに集中力が高まるためです。
これを初頭効果と終末効果と呼びます。
要は始まりと終わりの回数が多いとそれだけ、集中が高まる回数が多くなります。
初頭と終末の回数を増やすことができるランチは大きいきっかけとなってくれます。
ランチ前にこれを終わらせるというプレッシャーを掛けることによって作業効率を高めましょう。
まとめ
今回はランチを外で食べるべき理由とメリットについてご紹介いたしました。
ポイントは以下のとおりです。
昼食を外で食べるべき理由
ーメリハリ/リフレッシュ
ー姿勢
ー作業効率
これは外食をするということだけでなく、お弁当やコンビニ食品を購入し外で食べるということでも効果が発揮されます。
同じ場所でずっと動かないことはデメリットが大きいです。
ぜひ積極的に場所を移動する、身体を動かす、姿勢を変えることを意識して日々を過ごしてみてください。
生産性を高めるランチの選び方についても知っておくと良いでしょう。