「ハタラクティブ」という転職サイトをご存じでしょうか?「ハタラクティブ」は、20代のフリーターや既卒・第二新卒の若者向け就職・転職サービスで、最近ではCMや広告でも名前をよく目にするようになりました。
しかし、「ハタラクティブ」のネット上の評判の中には、「怪しい」や「電話がしつこい」といった悪評が目立ちます。
果たして「ハタラクティブ」は本当に「怪しい」就職・転職サービスで、「電話がしつこい」のでしょうか?
今回は、「ハタラクティブ」のマイナスイメージを徹底検証します。
Contents
ハタラクティブはどんな会社?本当に怪しい?
「ハタラクティブ」は、レバレジーズ株式会社という企業が運営しています。「リクルート」や「マイナビ」などといった大手企業が運営しているわけではないため、社名だけ聞いてもピンとこないことが多いのも当然ですし、怪しいと思ってしまうのも無理はありません。
レバレジーズ株式会社の知名度の低さもあいまって、「ハタラクティブ」が怪しいのでは?と感じてしまうこともわかりますよね。
では、「ハタラクティブ」を運営するレバレジーズ株式会社とは、本当に怪しい企業なのでしょうか?
レバレジーズ株式会社の概要
レバレジーズ株式会社の概要を、「ハタラクティブ」公式サイトより抜粋したのでご覧ください。
設立 2005年4月6日
資本金 5000万円
代表取締役 岩槻 知秀
認定 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-302698
労働者派遣事業許可番号 派13-302333
事業内容 自社メディア事業/人材関連事業/システムエンジニアリング事業
レバレジーズ株式会社は、「ハタラクティブ」以外にも、エンジニアや看護師などをはじめとした人材紹介サービスも展開しています。
例えば、看護師の人材派遣サービスである「看護のお仕事」はユーザーの中でも評判が良いと口コミや評判が寄せられていますが、「ハタラクティブ」と同じレバレジーズ株式会社が運営しているんです。
「看護のお仕事」については、下記の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。
怪しい?答え:No!国から認可を受けている企業だった
さらにレバレジーズ株式会社は、手数料を取って職業を紹介しる事業である、「有料職業紹介事業」に、国から認定されています。
この業務は、厚生労働大臣の許可が必要な業務となっていて、その期間は3年間と定められています。
また、更新は5年ごとに行われているため、レバレジーズ株式会社はこの更新を継続的に行っているということになります。
このことから、「ハタラクティブ」は決して怪しいサービスではないこともわかります。これだけでも、「ハタラクティブ」の怪しいというイメージが薄れてきたのではないでしょうか。
ハタラクティブの電話は本当にしつこい?
「ハタラクティブ」の怪しいイメージが払しょくされたところで、「ハタラクティブ」のネガティブイメージのもう一つである「電話がしつこい」について考えていきましょう。
ネット上に溢れる「ハタラクティブ」の口コミや評判には、「ハタラクティブ」に登録してからの電話がしつこい、といったものが散見されます。
「ハタラクティブ」に限らず、人材派遣や転職サービスに登録をすると、連絡が頻繁に来るということは周知する必要があります。
このようなサービスに登録をすると、企業側は登録者に対してカウンセリング案内をしたり、求人の紹介や応募についての連絡、それに選考日程の調整などといった連絡をしなければなりませんよね。
「ハタラクティブ」側も、登録した人たちに対して伝えたいことや相談したいことがあるから、会うことができない本人と直接話しができる電話で連絡をしてくるのです。
さらに「ハタラクティブ」などのような就職支援サービスに登録したということは、企業側も「あなたが本気で転職をしたい」と考えます。ですので、電話が頻繁に来ることは仕方がないのです。
もし、あなたが「ハタラクティブ」の電話がしつこいと感じた場合は、登録の段階で担当者に以下の要望を出すと良いでしょう。
- 電話連絡の頻度を抑えてもらう
- 電話連絡ができる時間帯や日程を伝える
- 電話連絡からメールに切り替えてもらう
- 転職事態を検討している最中であることを伝える など
これだけでも、電話がしつこいというネガティブなイメージを解消できます。
電話がしつこい=あなたが優秀である可能性もある
「ハタラクティブ」では、あなたの希望内容にあった求人を紹介してくれます。
見方を変えれば、あなたが「ハタラクティブ」側から高く評価されている可能性もあるのです。
「ハタラクティブ」が紹介できる仕事の中でも、「ハタラクティブ」の担当者があなたの経歴やあなたのスキルをみて、ぜひ「あなた」を紹介したい、と思う求人が多くあるからこそ、いろいろ紹介したいと思うはずです。
電話がしつこいを、あなたが評価されていると考えれば、より良い職場に出会うことのできるチャンスと捉えることができますよ。
なぜハタラクティブではネガティブイメージが先行するのか
では、どうして「ハタラクティブ」に対するネガティブなイメージが目立ってしまうのでしょうか。
人間の脳の仕組みの影響
まず考えられる原因として、人間がネガティブな情報ほど記憶に残りやすいという脳のつくりをしていることが考えられます。
そのため、「悪評」や「悪い口コミ」の中で、「怪しい」や「しつこい」というネガティブ要素がどうしても記憶に残ってしまいがちなのです。
「ハタラクティブ」の評判や口コミを投稿した人たちも、もしかしたらこの影響によって、たまたま「ハタラクティブ」の担当者と相性が合わなかったことや、良いサポートを受けられなかったことが、ネガティブな記憶として残ってしまったのかもしれません。
不満や不安を投稿して安心を求めてしまった
人間の脳がネガティブなことを強く記憶してしまう、ということがわかりました。
つまり、ネガティブな記憶を誰かに話して、不安から解放されたいと思い、インターネットに投稿してしまう人も中にはいるのです。
さらに、「ハタラクティブ」のターゲット層は、「フリーター」や「既卒」といった学歴や経歴に不安を抱えている人でもあります。
そのため、不安を抱えている人でも門戸を開いている「ハタラクティブ」で仕事が見つかる、と期待して利用する人もいます。
しかし、なかなか結果が出なかったり、自分の要望に合った求人がなかったりと期待外れとなった場合、さらに不安にかられてしまいますよね。
こうした不安が不満に変わり、その不満をいろいろなところにぶつけてしまう、というのも事実としてあります。
その矛先が、インターネットになるのです。
インターネットの匿名性が生み出してしまった
インターネットは、匿名性で成り立っています。
そのため、なにが事実で何がウソなのか判断ができないのもポイントです。
そのため、単に「ハタラクティブ」に対しての情報を全て信じるのではなく、閲覧者側も「あくまで意見の一つ」として捉える必要があるのです。
まとめ
良く調べてみると、「ハタラクティブ」を運営するレバレジーズ株式会社は国から認可を受けている企業ということがわかりました。そのため決して怪しい企業ではなく、信頼のある企業でもあるのです。
さらに、「ハタラクティブ」の電話がしつこいというのも、冷静に分析したら理由があることがわかりました。
見慣れない就職・転職サービスは、「本当に大丈夫かな?」ですとか、「怪しいのでは?」という不安が、どうしてもつきものです。
それに、実際に利用したときに「自分と合わないな?」と感じる点もたくさん出てくるでしょう。その時は、相手も人間ですので、しっかりと「自分の希望」を伝えることが大切です。
「怪しい」や「電話がしつこい」などといったネガティブな評判も気になるかもしれませんが、「怪しい」や「電話がしつこい」というのは、あくまで「意見の一つ」であることを忘れず、あなた自身の判断を大切にしましょう。
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